薬剤師になるためには、年1回行なわれている薬剤師国家試験を受験して、合格した後、申請して名簿に名前をのせ、厚生労働大臣から免許を交付される必要があります。
しかし、一度薬剤師国家試験に合格すれば、薬剤師として常に活躍できるとは言えません。医薬品は日々新しく開発されているので、その情報をいつも学び続ける必要がありますし、例えば、特定の疾病に専門的な知識を持つなど、薬剤師としての長所も見つけていく必要もあります。
そのため、薬剤師生涯研修では、多くの団体が研修を行って、その研修の受講実績に基づいて認定資格を交付しているのです。
これらの認定資格は、薬剤師にとって必要なものと認められていて、研修認定制度を評価して認証する機関として、薬剤師認定制度認証機構という団体が設立されたほどです。
認定薬剤師資格としてまず挙げられるのは、認定実務実習指導薬剤師といわれる資格です。薬学部が6年制となったことで長期の薬局病院実習が必修科目となりましたが、このことに対応して発行される資格です。
この資格の取得条件としては、薬剤師としての実務経験が5年以上必要で、ワークショップや講習会の研修を受講して受講証明書を得る、ということがあります。
続いての認定資格は、がん薬物療法認定薬剤師。日本病院薬剤師会が認定している資格で、がんに対する薬物療法を行う際に必要な認定資格です。
他にも、感染制御認定薬剤師やスポーツファーマシスト、緩和薬物療法認定薬剤師、在宅療養支援薬剤師、漢方薬・生薬認定薬剤師、プライマリ・ケア認定薬剤師、認定禁煙指導薬剤師など、様々な資格があります。