HIV感染専門薬剤師とは、日本病院薬剤師会が平成20年に発表し、翌年平成21年から認定に関する作業が本格的に始まった、新しい専門薬剤師の資格なのです。
HIV感染症専門薬剤師は、HIV感染症治療においての薬物療法に関する高度な知識や技術、倫理観を持っていて、患者の意思を尊重し、かつ最適な治療に貢献することを理念として、HIV感染症に対する薬物療法を有効かつ安全に行うことを目的として作られたものです。
HIV感染症という専門領域の病気について深く理解し、薬の専門知識を活かすことはもちろん、患者さんを取り巻く環境などについても考慮して、安全で効果的な薬物治療を推進する必要があります。
このHIV感染症専門薬剤師の資格を取得するためには、5年以上の薬剤師としての経験を持っていて、引き続いて、HIV感染症患者に対する薬物指導における経験が3年以上あり、さらに所定の単位数を取得していることと、HIV感染症患者に対する指導実績が30症例以上あること、日本病院薬剤師会が行っているHIV感染専門薬剤師の認定試験に合格していること、などが必要となっています。